XP本読書会2回目のふりかえりのふりかえり

この記事は Agile459 retrospective for 2018 Advent Calendar 2018 のエントリーです。

4章のコミュニケーションについて。

どんどん成果が上がらないが時間が過ぎていく。悪循環を思い出す。
経験が浅いとコミュニケーションがうまく取れない。

与えられた仕事は自分の責任でやらないといけないと思って、ディスプレイに向かってコーディングを進めようとするものの、スキル不足や課題の理解度の問題などで一向に進まない状況。
最近であれば、バックログによる課題の管理やTDDで必要なものを小さく切り出して積み上げていくなど、仕事の進め方がずいぶん変わりましたが、昔はそのような方法を知らず、大きな課題を丸ごと完成させようともがいていたような気がします。そういうときは遠慮とかしている場合ではなくて、とにかく自分の手が進むようになるまで相談するべきと思いました。先輩はもとより後輩の新人がサクサク仕事を進めていたりすると、余計に自分で頑張らないと、と思ってしまいますが、上下関係なく、少しでも仕事の成果を出すにはどうすれば良いかを割り切って考えるべきだったのだろうと思います。

コミュニケーションを取りすぎる人がいる。

自分にも当てはまることではあるのですが、コミュニケーション重要、といってもそればかりで肝心の仕事が進まないのでは意味がなくて、程度の問題とは思います。ただ、昨年(2017)のアジャイルのサテライトで実践した Mob Programming をふりかえってみると、コミュニケーションの取りすぎも問題なくて、どちらかというと、チーム全員で議論しながらプロダクトが仕上がっていくような、そういうスタイルもあるので、コミュニケーションで問題になるのは1対1の場合かもしれません。1対1だとすべて問題、ということではなくて、1対1のコミュニケーションが長い時間続くと本筋から外れていることが多いですよね。

と書いていると、このような記事のお知らせがメールで届きました。
アジャイルなチームを改善するアイデア集「101 ideas for agile teams」で僕が学んだこと
元の記事と合わせて読んでみようと思います。