この記事は Agile459 retrospective for 2018 Advent Calendar 2018 のエントリーです。
メトリクスが気づきにつながることもある
読書会のときに「数値化できていないなぁ」と書いておきながら、今、この記事を書きながら実践できていない(放置状態)ことに気がつきました。何か方法を考えないと…
Git Webフック
このあたりを活用してみるか…
といいつつ、何もないところからスマートに行こうとして、結局何も進まないことになりそうなので、コミット履歴をもとにして、数値化できるものを手で拾うところから始めてみます。
さて、プラクティスのマッピングについて。
なるほど、気になるキーワードを書き出して、絵にしてみれば良いんですね。読書会の当時は、あまりピンときていなかったのですが、今になって腹落ちした感じです。普段だと、キーワードとか何か言葉なり文章なりを書くとしたら、こういうブログ記事でもそうですが、エディタとかで整然と書くだけで、それでは変化がなくて発見につながらない。そうではなくて、紙の上に向きや形を変えながらキーワードの関係を手で描いてみる。それを共有することでさらなる発見につながる。という感じですかね。
ところで、この一連の読書会のふりかえりをしていて思ったのですが、一度読むとなかなか自分では解釈を変えられない、というか、思い込みのまま読み過ごしてしまうことが多い、ということです。せっかく良いことが書いてあっても、勘違いしたままで、後で読み直しても、最初の解釈のままだったり。あるいは、なかなか頭に入ってこないセクションがあったとして、やはり後で読み直しても同じ感じで、そのままやり過ごしてしまうとか。もちろん自分の読解力の問題もあると思いますが、でもこういう読書会であれば「自分はこう思うんだけど…?」と投げかけてみることで違う解釈が聞けたりすると学びになりますよね。
あと、最近気になるのはアジャイルが △△ vs ○○ という構図で表現されることが多くて、アジャイル手法だと □□ だから注意しないといけない、というコメントなど。XPとかアジャイルとかの本で書かれているのは、過去の様々なプロジェクトでいろいろ問題があって、どこも同じような問題を抱えていて、それをどうやって改善してきたか、どうすればみんなが少しでも幸せになれるか、というノウハウの集大成のようなものだと思っています。もちろん、こうすれば必ずうまくいくということではなくて、状況に応じて何を適用するかという判断も必要と思います。ですが、アジャイルを否定するためのあら探しをしたところであまり生産には結びつかないと思います。もちろん、何か問題点に気がつけば対策を考えるなり改善していけば良いわけで。
それと、自分の組織やチームの中だけでは気がつかないことも多く、こういうコミュニティの中でディスカッションすることで、いろいろと気づきや改善、プラクティスにつながったりするんだと思います。
自分に言い聞かせるような感じで、なんども同じことを書いている気がしますが、ご容赦のほど。
今日はこのへんにしておきます。