最近、オンラインのミーティングでZoomを使う機会がわりとあるのですが、環境によっては周辺の音を拾ってしまって話が聞き取りにくい場合があります。
自分はヘッドセットを使っているから大丈夫、と思っていたのですが、たまたま周りが静かなだけで試しにBGMを大きめの音で流してマイクのテストをしてみると、結構BGMを拾ってしまっていることに気がつきました。
ということで、少しマイクにこだわってみようと思い「単一指向性」を条件に探してみたところ「SENNHEISER PC 5 CHAT」が値段も手頃で良さそうだったので購入。手元にあるイヤホン、ヘッドセットと比べてみました。
ちなみに、USB接続タイプも含めればさらに選択肢がありそうですが、今回はmacbookの3.5mmオーディオジャックを活用することをメインにしています。
- urbeats MONSTER
- Jabra BOOST
- SENNHEISER PC 5 CHAT
その1: urbeats MONSTER
7〜8年前に使っていたHTCのスマホに付属のイヤホン(マイク付き)です。
Zoomの設定->オーディオを開きます。そして「マイク音量を自動調整します」にチェックを入れた状態で「マイクのテスト」を実行すると、自分の声が少し小さいのもあるかもですが、入力音量が最大の状態でちょうど良いレベルになります。
この場合、おそらくマイクが無指向性なので感度の低さもあって周辺の音を拾いやすい状態になっていると思います。
それと Zoomの設定->オーディオ->詳細 という設定画面があります。
ちなみに上の画面では「連続的な背景雑音の抑制」と「断続的な背景雑音の抑制」を両方とも「強度」にしています。デフォルトは「自動」です。利用環境によって設定を変えてみると良いかもしれません。
その2: Jabra BOOST
3年ほど前に購入したBluetooth接続のヘッドセットです。無線接続なので自由に動き回れるのは便利なのですが、PCに接続するのに何度かリトライが必要だったり少し時間がかかったりすることがあって、最近は先ほど紹介したurbeats(有線接続)を主に使っています。
Jabra BOOSTのマイクですが、urbeatsと同様にあまり感度が高くなくて入力音量は100%に設定。BGMを流しながらZoomミーティングを録画してみたところ、思ったよりも周辺の音を拾っている様子。というか、BGMの音が大きくて話している声が聞き取りにくい状態でした。背景雑音を抑制する以前の問題というか条件が悪すぎたかもしれません。
その3: SENNHEISER PC 5 CHAT
今回購入したSENNHEISERのヘッドセットです。
マイクの感度が比較的高いので、入力音量は40%程度で十分。
マイク自体にノイズキャンセリングの機能があって、入力レベルと合わせて周りのノイズがかなり抑えられる感じです。ヘッドバンドタイプなのでそれなりの装着感が気になるかもしれませんが、今後はこれをメインに使ってみます。
1月21日追記
マイク音量の自動調整ですが、ミーティングで他の人が話している間にノイズが入ったりすると、自分の声ではなくてそのノイズに合わせた入力レベルになったりすると思うので、Zoomのマイクのテストで入力音量が決まったら自動調整のチェックは外しておいた方が良いかもしれません。